1991年に始まった日本シニアオープンは、金井清一の3連覇からその歴史が始まった。しかし、その記録は 続く第4回大会から4連覇を成し遂げた青木功によってあっさり書き換えられる。その後もグラハム・マーシュ の連覇、高橋勝成、中嶋常幸の通算3勝とレギュラーツアーでも活躍する選手の強さが際立っている。2016年 シニアツアールーキーのプラヤド・マークセンが初勝利し、2017年も4日間トップを守り続けて連覇を達成。 その強さから2018年も本命視されているが、そこにストップをかけるべく、谷口徹、伊沢利光の”ルーキー”が 満を持して参戦する。シニアツアーならではの”スマイル&リスペクト”を感じるグッド・ゴルファーたちのナショ ナルオープン。北海道の地でも素晴らしい戦いが繰り広げられるだろう。
北海道旭川市出身。
4年連続シニアツアー賞金王
高橋 勝成
木とクリークのコントラストがとても美しいホールだけど、この美しさの中に牙があるという感じですね。グリーンまで約10メートルの打ち下ろしで、ピンに向かってまっすぐ見えるけど、実は単純じゃない。風の読みがポイントで、特に右手前のピンポジションの場合、バンカーとクリークが目に入り、視覚的なプレッシャーが大きくなる。グリーンも奥から速いので、手前からバーディーパットを打ちたいですね。
レギュラーツアー4勝。
シニアツアー3勝
加瀬 秀樹
フェアウェイ中央の木、左サイドの2つのバンカー、右を流れるクリークと、短いホールだけどティーショットの正確さが問われるホールで、プレッシャーがかかりますね。自分ならフェアウェイウッドで中央の木とクリークの間にストレートボールか、コースなりに軽いフェードで攻めると思います。距離が短いのでしっかりフェアウェイをとらえて、バーディーをとりたいホールですね。
レギュラーツアー6勝の
元祖「怪物」
川岸 良兼
このホールがバックナインのキーになるんじゃないですか。通常はパー5ですが、この大会ではティーをちょっと前にして距離のあるパー4になっています。ティーショットはフェアウェイ左サイドをキープしたいですね。それでもセカンドの距離は残るし、グリーン手前から右サイドには大きなクリークが待ち構えています。難しいからパーでも御の字ですが、ここでバーディーが取れたら大きなアドバンテージになるのも確かです。
レギュラーツアー30勝。
2010年シニアツアー賞金王
倉本 昌弘
13番はニドムのシグネチャーホールで、プレーヤーやギャラリーを魅了する美しさがありますね。一方で、ものすごくタフなホールでもあります。距離もあるし、グリーン手前には大きなラテラル、非常にアンジュレーションのあるグリーン・・・。特に手前にピンを切られると本当に距離感が難しくなります。しかも、風が通り抜ける地形なので、プレーヤーたちはかなりクラブ選択に悩まされると思いますよ。確実にセンターに乗せてパーでOKのホールです。
レギュラーツアー48勝。
シニアツアー5勝
中嶋 常幸
このホールは、風向き次第で難度がガラッと変わるんです。優勝争いしていて左からの風が吹くとティーショットは相当プレッシャーがかかりますね。気をつけたいのはフェアウェイ右サイドにあるバンカーで、ここにつかまると距離も残るし、前方にある木の枝の下を通さなきゃならないから、本当にやっかいです。またバンカーよりさらに右に流されると深い谷に転がり落ちて大トラブルになるしね。セカンドはやや打ち上げ。ピンまでの距離をしっかり打ちたいけどなかなか突っ込めないと思う。最後の試練を科せられる素晴らしいフィニッシングホールですね。