クラシックコースホーム > グリーンキーパーブログ
新年を迎え、1ヶ月が過ぎようとしております。
我々コース管理課は機械の整備作業と並行して、コース備品の整備も行ってます。
シーズン中、コース内に設置しているTeeマーク・灰皿・ゴミ箱などを修理・塗装をしてきれいにしております。
野外に置いている物なので、どうしても破損や劣化しやすくなってしてしまうのです。
ゴルフ場のコース管理を行っていて「芝生」が良ければそれだけで十分ではないと思います。
コースへ出た際、ゴルフプレーに付随する全ての事柄に気を配り、
より良いものを提供できればお客様にも満足していただけると考え、
自分たちのできることを拾い出し努力していきたいと考えております。
オープンへ向けた融雪の計画も詳細に練る時期になってきました。
当ゴルフ場は北海道でも早い時期にオープンを迎える地域です。
出来る限り効率よく融雪し、3月28日に無事オープンを迎えられるよう計画していきます。
1月に入ってどんどん積雪が増してます。
現在、コース内は平均60~70cmと、あたり一面真っ白になりました。
雪の重みで樹木の枝が折れたりもしております。
コース管理課ではこの時期に芝生管理に使用する機械の整備を行っております。
芝生刈込み機の刈込み刃の研磨、作業に使う軽トラックの整備など、全て自社で行っております。
専門業者にお願いすることもできますが、
当コースでは熟練のメカニックを中心に、自分たちが使用する物は自分たちで、
昨年度の感謝と今年度もまた活躍してくれるよう祈りを込めて、丁寧に整備するようにしています。
今の時期に不具合を調整し正常に長く使用できるよう、
「いつまでも新車のように!!」を目標に作業をしております。
ゴルフ場の作業機械は特殊で決して安価なものではありません。
会社に対しても、きれいに大事に使用していくことで感謝の意が伝わると信じています。
もちろん、コース内でお客様にお会いした際に、不快な気持ちにさせないことが大前提ですが!!
年が明け、1週目の終わりから雪が降り続き、
昨年度末まで10cm程度だった積雪が、平均40cm強まで増えました。
毎年 時期はずれても、ほぼ一定の積雪量になるものなのだと自然の不思議さを感じております。
例年との違いは、積雪前に芝を氷が覆ってしまったという事です。
先週のブログでお話した「凍害」に注意し、推移を観察し勉強したいと思っています。
氷が張っていない箇所については、雪が乗った方が一定温度に保たれ、
外気からの乾燥も防いでくれるので、一安心しています。
これから冬の間は1週間ごとに積雪量のチェック、気温のデータをとります。
毎年のデーターを基に、どのような状況でもよりよい管理の道すじを
立てていけるようになっていきたいと考えています。
新年あけましておめでとうございます。
本年もニドムクラシックコースをよろしくお願い致します。
当コースも今年度の管理目標を立て、進み始めました。
「スムーズでスピードのあるグリーン作り」「コース美観向上」など
達成したい事柄がたくさんあります。
現在、スタッフ全員で必達できるよう、3つに絞り込んでいる最中です。
昨年末より、非常に積雪の少ない日々が続き、雨も降りました。
まだ冷え込みは厳しくはありませんが、コース内の芝を氷が覆っている状態です。
芝生の害の1つに「凍害」と呼ばれるものがあり、現状を見ながら心配しているところです。
とは言え、自然環境と共存しながらいいコースを表現していくのが芝生管理だと考えております。
もし、何らかの害に侵された時の事を予測し、
それをどのように回復させるべきかを日々考えながら作業をしております。
芝の上に乗った雪が解ける時まで心配の日々が続きまずが、
どのような事があっても、どう対処できるかを考え実行する事で、
私自身も成長し、その成長をコースに反映できればと思っています。