ここニドムでは、昨日まで雪も無くもう一度ゴルフが出来そうなコース状況でしたが、
今朝方からの雪が一面を真っ白な世界へと戻してしまいました。

今から3週間ほど前の11月24日に、当コースの所在する苫小牧地方には
珍しいほどの大雪に見舞われ、コースには積雪が30㎝以上積りました。
私たちスタッフも最後まで融雪の可能性を期待し営業の準備を進めてはいましたが、
残念ながらお客様にプレーをして頂くには至らず、今季の営業を終了する事となってしまいました。

営業を終了したものの、コースの最終作業もまだ残っていた為、
スタッフは雪が解けたところから少しずつ作業を進め、
昨日までに作業を完了させ今季のコース整備の業務を完了致しました。

今年は、春のオープン時から「凍害」と呼ばれる非害を受け
大変なコースコンディションの中スタートを切る事になりました。
私たちスタッフは、芝の回復を信じ作業を進め、夏頃には凍害の影響を
ほとんどわからないまでに芝も回復し、お客様によりゴルフを楽しんで
頂ける状態にまで戻す事ができました。

今回のこの教訓を生かし、今年は秋口からより凍害に向けた対策に取り組みました。
作業の中で、何か大変なことがあったとしても、
それは必ず自分達の成長のきっかけとなる事を再度実感しました。

私たちコース管理のミッションは、コースを守り育てていくということに関しては、
「例年通りのルーティーン」という物は、自然の中で行っていく以上、
無いに等しいと捉え今後も取り組んでいきます。

コースコンディションを維持し、その中で出来ることから少しづつ向上をしていく中で、
決して後退することなく前進していきたいと今一度自分の中で決意し、
来季に向けて計画を立てて行きたいと思います。

自分たちがメンテナンスしているコースでお客様方が納得しより楽しんで頂けるよう、
これからも取り組んでいきたいと思います。

今年も多くの方々にご来場いただき、プレーを楽しんで頂き誠にありがとうございました。
来年は今年以上のコースを提供していきたいと思いますので、
是非来年もここニドムでプレーを楽しんで頂けますようご来場をお待ちしております。

コース管理グリーンキーパー
若子内 智哉

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