今年は昨年に比べ「秋」が早くやってきた気がしましたが、9月下旬に入り、葉の紅葉が始まったようです。
当コースの紅葉時期は、とてもキレイな景色をお楽しみいただけます。
その時期までもう少しです。

コース管理としては、落葉清掃の季節を迎えつつあります。
少し強い風が吹くとヒラヒラと葉が舞い落ち、芝生を埋め尽くしては、お客様のボールを隠してしまいます。
なので、ロストボールになってしまう事を少しでも無くす為、清掃が大事になってきます。

公園や街路樹の落葉は風情があり、季節の景観を演出しますが、
ゴルフ場の落葉はお客様のプレーにご迷惑をかける要因となりますので、
今年もできる限りの清掃を施し、スムーズに心地良くお客様がゴルフを楽しめる環境を提供していきたいと考えます。

この頃は木々の葉が落ちてくる季節となりました。
「ドングリ」なども落ちてくるようになり、本格的な秋の到来を感じます。
コース内ではドングリや松ぼっくりの実を食べる為、リスが走り回っております。

他にもキツネやシカ、山鳩などをコース内で見かける頻度が多くなってきました。
とても自然を感じる事ができ、すばらしい光景なのですが、我々コース課にとってはそうとばかりも言っておられません。
動物達はコースの至る所で、排泄物を残していくので、その清掃に非常に手間がかかります。

早朝作業で出来る限りは清掃しますが、1日中コースのどこかしらに出没し、
芝を食べたり、木の実を食べたりしているので、いたちごっこになっています。
これは自然の中にあるゴルフ場ですので、どうにも解消しきれません。

お客様方に不快感を与えぬよう努力しておりますが、すべて取り除くことが出来ない事を何卒ご了承願います。
コース自体は現在、とても良好なコンディションを保っています。
この時期「スポーツの秋」に数多くのお客様に当倶楽部を利用して頂けるよう、
コースメンテナンスの面より努力し、皆様のお越しをお待ちしております。

この頃では、本当に秋を感じる天候となっております。
朝夕の気温が低く、日中は暖かいとてもよい天候です。
ここ何年かは残暑の影響が多かった為に、今年もその事態を警戒しておりましたが、その心配もなさそうです。
芝生の伸びも少しずつ穏やかになってまいりました。

秋はひどい乾燥状態にならないので、散水作業はそれほど多くありません。
この時期になってくると、コース更新作業の適期となってきます。
芝が薄くなってきた所や、よく踏まれ土壌が固まっている所、
そしてよく病害に侵される所などは出来る限り更新作業を行い、健全で若々しい芝生を増やしていきたいものです。

当コースは45ホールズからなり、作業面積も広大なものになりますので、
優先順位をよく考えて来年に向けた数多くの更新作業計画を立てています。

芝も年老いていきます。
新たに若い芽を育てることが今後のコースを守って行く最善の策と考え、日々管理業務に当たります。

秋を感じる季節に入りました。
日中と夜間の寒暖差も出て、コース沿いの樹木も早いものは、落葉してきました。
芝生に関しては今も旺盛に成長を続け、刈込作業に追われております。

作業項目は増えてきますが、季節の進みと共に、日暮れが早くなり、
作業時間が限られているという非常に厳しい時期を迎えました。
もう少し月日が経つと、芝生の成長がゆるやかになり作業時間と作業量のバランスがとれてくるので、
それまでは出来る限りの努力で乗り切ろうと考えています。

毎年この時期に入ると、来年に向けた予定や作業が多くなってきます。
1年ごとにコースの成長につながる結果を出せるように今年を振り返りながらも、
1ヶ月、2か月、1年先を見て、今後も取り組んでいこうと思います。